- 2021年5月10日
保佐人の同意なく被保佐人と不動産取引はできるの?
本稿では、保佐人の同意がなくても所有者である被保佐人との不動産取引ができるのか?を考えたいと思います。 そのために、まず被保佐人とはなにか?から説明し、本題について説明します。 民法で定める能力 まず、我が国の民法で「能力」がどのように定められている […]
このカテゴリーでは認知症を患ってしまった方の不動産を売却するために知っておきたい基礎知識についてご紹介します。
本稿では、保佐人の同意がなくても所有者である被保佐人との不動産取引ができるのか?を考えたいと思います。 そのために、まず被保佐人とはなにか?から説明し、本題について説明します。 民法で定める能力 まず、我が国の民法で「能力」がどのように定められている […]
不動産の売買契約には、所有者の意思がとても重要です。 つまり、「正常な判断ができなくなってしまったと医師が認める認知症」になってしまった親が不動産を売ってしまった場合、あるいは買ってしまった場合、その契約は無効となります。 親の意思が不確かなまま、子 […]
厚生労働省によると、5年後の2025年には日本の65歳以上の高齢者は3657万人、人口の30.3%に達し、その高齢者のうちの5人に1人、およそ700万人が認知症になると推計されています。 超高齢化社会を生きる私たちにとって家族が認知症になることは、事 […]
認知症の親を介護しているという方、今の日本社会ではとても多いと思います。 近年では高齢化により、認知症の親の介護が必要な世帯が続出しており、まだ働ける方が介護の為に早期退職に追い込まれるなど社会問題化しています。 介護をすること自体にも相当な労力がか […]
厚生労働省は、2025年には認知症の患者数が700万人を超えると推測しています。認知症に対応する保険も多く発売されていますし、認知症予防を謳った食品や運動法等、人々の関心は以前よりも確実に高まっています。 しかし認知症がどんな病気か?と聞かれるとなん […]
Q.ご相談の内容 【ご相談いただくまでの状況】・夫78歳、妻91歳(認知症)の高齢者夫婦(ペット犬1匹)・夫婦共有でマンション所有(住宅ローンなし)・収入は年金のみ。生活収支は赤字・子供なし 東京都内にお住まいの78歳のご主人からのご相談。現在、年金 […]