- 2021年5月10日
保佐人の同意なく被保佐人と不動産取引はできるの?
本稿では、保佐人の同意がなくても所有者である被保佐人との不動産取引ができるのか?を考えたいと思います。 そのために、まず被保佐人とはなにか?から説明し、本題について説明します。 民法で定める能力 まず、我が国の民法で「能力」がどのように定められている […]
- 2021年3月13日
崖地や傾斜地とは?有利に売却する方法を解説
崖地(がけ地)や傾斜地は整地された土地とは勝手が違うためどのように活用すれば良いのか悩む方は少なくありません。 土地用途の法令が厳しく住宅を建設するには膨大なコストや時間がかかるためです。 一方で、土地の活用が難しいにもかかわらず固定資産税などは課税 […]
- 2020年12月3日
建物を取り壊すと借地権は消滅するの?
「借地権は、契約満期まで消滅することはない」と思っていませんか?借地権についての法律は平成4年に大改正されました。 この大改正の前の借地借家法に則って契約をした借地契約を「旧法時代の契約」ということにします。 特に注意が必要なのは、この旧法時代の借地 […]
- 2020年11月22日
土地を等価交換した際の特例とは
1991年に制定された生産緑地か制度(市街地の計画的な農地の保全)が2022年に終了します。その間、固定資産税が押さえられていました。そして30年後に自治体が買い上げる予定でしたが財政的に厳しくなり、その約束も守れない状況にあります。 超高齢化社会に […]
- 2020年11月11日
認知症になった親の不動産を売却する方法を解説
不動産の売買契約には、所有者の意思がとても重要です。 つまり、「正常な判断ができなくなってしまったと医師が認める認知症」になってしまった親が不動産を売ってしまった場合、あるいは買ってしまった場合、その契約は無効となります。 親の意思が不確かなまま、子 […]
- 2020年11月4日
古家は築何年から?築古物件の売却テクニックを解説
建物の価値は通常、新築の方が高くて築年数が古くなるにつれて価値が減少していきますが、いったい何年経過したら建物価値がゼロになってしまうんでしょうか? ここでは建物価値の算出方法や、古家を売却するときのリスク、古家を高く売るための賢い売却方法などをご紹 […]
- 2020年10月31日
親子間売買したとき「みなし贈与」扱いされないための注意事項
不動産を親子間売買したときに、贈与と間違われないために売買契約書を作って所有権移転登記に添付します。そして、買主も売主も土地の売買で生じた損益を確定申告に記入して、きちんと申告します。 それでも買主が不動産を取得した翌年5月頃に「未申告の贈与税」の請 […]
- 2020年10月29日
不動産をフルローンで親子間売買した事例
相続対策に自宅を親子間売買した背景 東京都にお住いの30歳の息子様からのご相談。同じく東京都にお住いのご両親が定年を機に、趣味の釣りを楽しむためにセカンドハウスとして静岡県で古民家を取得。昨今のコロナ禍に年齢から不安を感じたご両親は、静岡県のセカンド […]
- 2020年10月22日
不動産の売主が法改正で不利に!?瑕疵担保責任と契約不適合責任の違いを徹底解説
2020年4月1日民法の債権法の大改正が行われました。債権法とは、売買契約とか売買契約に関する不法行為等が定められている法律です。 その法律が大改正されることによって、不動産の売買はどう変わったのでしょうか? 一言でいうと、今までの「瑕疵担保責任」と […]